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未来の中で感じていた懸念は、ようやく疑惑から確信へ。


気づいていた人や、ネットの情報で知っていた人も多いので、
今更感はあると思います。

でも、今回だけでも、悠貴がいなくなったというのを、
衝撃を和らげるために、何度もしつこいくらいに、悠貴は消えたり現れたり。
こうして、ようやく明かされる真実。

ここで衝撃の展開という風にしたかったんだろうけど、
もうネットで知っている方も多いと思います。だからこそ、
これからの展開が重要になってくるわけで、ハッピーエンドはなくなりました。

そして、未来は自己解決できたので、両親とあったときに悠貴は生きていると
思い込んで、そのショックを引きずることがなくなったのは、少しは、
楽になれたかもしれません。

だけど、両親にとっては一人息子をなくしてしまった悲しみというのが、
今から想像できて悲しくなってきます。


今回は本当、悠貴の普段の生活にスポットライト。

未来としては、全く興味を持たなかった弟の悠貴に対して、学校での様子、
楽しかったこと、小さな夢、色々と悠貴に対する現実を感じることによって、
悠貴が近くなるのと同時に遠い存在になってしまったことを、
認めなくてはいけなくなってきた未来に少しだけ同情します。


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誤解してはいけないのは、悠貴はお化けとか幽霊とかそういう類のものではなく、
未来が突然受けたショックから、立ち直れずに、幻覚を見てしまったのだと
思います
。自分だけにしか見えない悠貴像を。

その証拠に、悠貴からは未来の知らない情報を教えてくれたことはなく、
ただ、現実の悠貴の思い出にすがってしまったんだと思います。

別に悠貴が自分のクラスにいるからといって、それは悠貴の意思ではなく、
そばに悠貴を感じていたいという、未来のせめてもの気持ちからの行動。

でも、不幸中の幸いというか、幻覚がなおったのは良かったかも知れません。
昔は精神分裂症と呼ばれ、今は統合失調症になりましたが、
かなり治すのが難しい病気です。それこそ、一生付き合っていかなければ、
ならないくらいにダメージとしては大きいです。


そういう風に、悪い面だけを見るのではなく、災害で不幸が起こったときには、
希望を常に持ち合わせて、前向きに生きていくことを奨励しているんだと、
この作品のテーマから感じました。