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化物語5-2化物語5-3

笑いとナミダと感動の「まよいマイマイ」編堂々完結。


個人的に、私、この話が一番大好きでして、
八九寺と阿良々木の言葉や暴力でのやり取りも面白いのですが、
バッドエンドのようなハッピーエンドというのが、
なんとも心温まるじゃないですか。


その二人のいがみ合っているように見えて、
見捨てることで簡単に解決できる問題を、八九寺のことを思って、
離れたくないという阿良々木の優しさ。

あぁ、こうやって書くと、阿良々木の良い面が見えちゃうので、悪い面をw。
とりあえずは、阿良々木の変態ぶりの前半の会話に注目でした。

化物語5-5化物語5-4
ファーストキスよりファーストタッチからおかしくなる八九寺。

「生モメ」w。確かにいやらしいw。
「生ママモ」ってなんだw?
この言葉遊びが西尾維新氏の持ち味ですね。
あぁ、聞いているだけでじわじわと笑いがこみあげてくる。

「失礼、噛みました」
「違う、わざとだ」
「噛みまみた」
「わざとじゃない」


この王道的な流れをよく映像化したな。
これはしっかり日常会話のこんにちはと同じように。、ツカミにできるか気になる所。
飽きる可能性もあるから、使用法に注意ですね。

「その子、私には見えないのよ」と指差したガハラさんが
八九寺じゃない方向を指していたのが、細かいけど、
本当に見えていないんだと認識できて、背筋が凍りました。

映像化すると一人で何かやっていた感じの阿良々木は滑稽だ。

化物語5-6化物語5-7
家に帰りたくないと願ってしまう人が、かたつむりと出会う。
羽川が八九寺を認識できたのは、同じように、家の事情があってのこと。

つまりは「八九寺」=「かたつむりの怪異」ってこと。

そういわれれば、八九寺のリュックがかたつむりの殻に見えないこともない。

そばにいる八九寺は、もう死んでいるという響きが悲しすぎる。

ガハラさんの事件で何度も怪異に対しては理解している素振りをしている
阿良々木だけに、このぬくもりから納得できないみたいに、
訴えている姿が悲しさを助長させますね。

初対面で「あなたのことが嫌いです」の伏線がここで回収。
ついてきてほしくないために…、悲しさの共有をしないために。
初めて聞いた人は、脈絡もなく何言ってんだ、と思うかもしれないけど、
この理由をきけば納得できるはず。

私有地を前にして…、絶望を前にして…、
まよいマイマイのテーマソングのアコースティックバージョン
流すなんて卑怯だ。(´つω・`)クスン

そういえば、あの出来の良いOPは一回しか使われなかったな。
すごいもったいない。

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阿良々木の誰でも「助ける」。
ガハラさんだから助けたわけではないというのにショックを受けてしまった。
だからこその告白。
自分のプロポーションに自信を持っているけど、そういうのを抜きにして、
助けた阿良々木を理解できないためにつきあって、もっと知りたいと思う気持ち。

そして、阿良々木とガハラさんは彼氏彼女の関係に。

突然に「I love you」と言い出したガハラさんに、
同放送中の某ハルヒの古泉のセリフを思い出すかもしれませんが、
悪意97キロのツンデレが勇気を振り絞って、言ったセリフだと思えば、
かわいらしいじゃないですか。


まあ、これでガハラさんはツンデレからヤンデレか?
と、視聴者は思うかもしれませんが、これは今後の楽しみになりそう。

まあ、阿良々木の返し言葉の、「戦場ヶ原、蕩れ」には上手いと思いました。
伸ばさないで、止めるのか。なるほど。これはカッコイイ。
こちらも素直に好きといえない、この微妙な関係が好きだったりね。

母の日に家から出ないオチかと思いきや、
八九寺の2階級特進幽霊というオチに笑えましたよ。
これからも変態・阿良々木と凶暴ロリ・八九寺の話は続きそうで楽しみです。