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副将戦だけど、衣がどうしても気になってしまうなぁ。


大将戦を前に衣の言葉がなんとも心に響く。名前通り、子供らしい格好や仕草やカミカミ具合を出しているのに、こんな達観したかのような大人の虚無感を演出しているのは、なんかギャップ萌えですね。

確かに娯楽を楽しむ仲間がいて、一緒に娯楽に興じることで、親交が深まり、孤独感が減っていくというのはわかる。そんな気持ちを得るためにエンジョイするスポーツとして、楽しむだけにやる人の遊び方。

勝負して、頂点を目指したり、プロになって、なんとか必死に娯楽産業の一部として、働いている姿を見ると、楽しさとはかけ離れてしまって、なんともいえない気分になる。

衣は麻雀のことを、敵3人に囲まれた雀卓で孤独を感じるインドアスポーツだと見ているので、普通に勝負でない麻雀をしたことがないんだろうなぁ、と思ったり。咲や和たちみたいに、龍門渕高校では、仲間同士で楽しんで打ったりはしないんだろうか?

まあ、龍門渕高校内でも、あまり姿を見せないようなので、それが原因なのではと思ったりする。他のみんなと仲良く研究がてら、麻雀でも打てばいいのに。

でも、衣の強さの理由にその楽しさを知らない孤独感や緊張感みたいなのを感じるならば、本人にとってはどっちをとるのが幸せなんだろうね?

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って、感じで、せっかくの和と透華の副将戦と夢の競演なのに、衣にばかり目がいってしまったよ。いかんいかん。

和がようやく調子に乗れた感じで、ネット最強の、のどっちへと、文字通りw変革する姿は見ていて、楽しかったなぁ。OP映像の和と透華のバーチャル対決が見られただけでも、十分満足ですわ。

和はともかく、透華はライバルに強くあって欲しい、本来の力を見せて欲しいと思う姿は、向上心やライバル心が燃え滾っていていいですね。なんか正々堂々としている感じで、なんとも憎めない子です。

茅原さんの演技も上手いです。本当に長門の中の人って感じです。このお嬢様っプリを出したこの高貴さがたまらないです。あと、ポンで自分の手番が飛ばされるのが、なんかうざいのには同感。あれって、無性に悔しくなるw。

それに、場を降りたり、仕掛けたりする頭脳戦も健在。これ、麻雀が少しだけわかる人には面白いだろうなぁ、と思ったり。そういう自分も少しだけわかります。でも、得点計算のつけ方が複雑なので、全然覚えられなかったりw。優希じゃないけど、算数レベルでも難しいじょw。

まあ、わかりすぎる人には物足りなかったり、わからない人には、全くイミフで麻雀、何それ、おいしいの?的な感覚だろうなぁ。

だから、優希の解説がわかりやすかったり、あまり麻雀の試合だけを描くんでなく、他の人間模様を映しているから、色んな人が楽しめるようになっているんだろうなぁ、と今更ながら、感動。だから、がんばれ、ゴンゾ!

和のワンサイドゲームがどう変わるのか楽しみだったり。透華もこのまま終わるわけにはいかないでしょう。