ブログネタ
宇宙をかける少女 に参加中!
宇宙をかける少女21-1宇宙をかける少女21-2

せめて希望さえ残っていれば…、と。


欲しい物は全て手に入るって、箱の中での生活って、まさにネット廃人。なんというニート。ある意味、この生活に慣れてしまったら、現実に戻れないんじゃないんだろうか(社会復帰的な意味で)。だから、この箱って、部屋から一歩も出ないような人たちを社会風刺しているように感じるよ。

「聞きたくない言葉は聞かなくていい・・・」。なんとも、社会不安障害の一部が表れているような言葉。人を傷つけることも、傷つけられることもない、一人だけの世界。

人は一人でも生きていけるんだと、無人島に着いて、初めはそう思ったトムソーヤの気持ちがわかる気がします。でも、次第に人恋しくなってしまうんですよね。でも、人間の寿命の間に死んでしまって、孤独で生涯を終える寂しさといったらないですね。

宇宙をかける少女21-3宇宙をかける少女21-4
と、寂しさといったら、今回のはどうなんだろう、イモちゃん。イモちゃんがいなくなって、寂しい思いをする秋葉を見るのが耐えられないから、来週を見るのがつらい。でも、結果が気になる。何か他に方法はなかったのかな、とも思ってしまうんですよね。なんだろう、このアルマゲドン的終わり方。

緊急事態ですぐにでも決断が必要な時って、何か議論して時間が無駄に過ぎていくのが許せなくて、自分が一人で暴走してしまうのはよくあること。ここは秋葉と過ごしたイモちゃんの回想を見ながら、今までの思い出に浸っておくしかないですね。

でも、作品が終わったときに一人も死なないまま終わることを望んでいる私としては、この演出はちょっとイヤだったりしますね。だって、誰かがいなくなって、ハッピーエンドなんてないでしょう。作品としての出来云々ともかく、寂しさや悲しさを残したままだと、何か心に刺さるものがあるので、なんとも悔しい気持ちになります。このやりきれない怒りをどこにぶつければいいんだ、ってね。

まあ、ナミの暴走のおかげで高嶺が呪縛から解き放たれたのが今後、気になる点ですね。