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渚だけでなく、汐まで、こういう展開に。。゚(゚´Д`゚)゚。


汐の病気がこんなにひどかったのは想定外だった。これほどまでに事態は深刻化していたのか。渚と同じ不知で不治の病。それが汐のために頑張ってきた朋也や秋生のリレーの前の日という残酷さ。汐にしては楽しみにしていたおやつが取り上げられた感じ。

そのときはそんな感覚だった。

でも、ストーリーが進むにつれて、残酷性はさらに増していった。渚と同じとはいえ、渚はある程度、制限はあるものの、普通に生活できた。それが汐の場合は、一人で着替えもできない毎日。

だからこそ、そばにいてあげたいという朋也の気持ち。一人にはさせたくないという優しい気持ち。早苗さんの所に預ければいいのだけれど、汐は自分が育てると言った手前、それを前言撤回してしまうのは、朋也のプライドというより、汐の朋也に対する信頼を傷つける。

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だから、今までやってきた、仕事の退職。

芳野と朋也のドライバーの交換のシーンは良かったですね。何かサッカーの試合後のユニフォーム交換を思い出したけど、そんな軽いものじゃなく、お互いの思い出として、忘れられないように、いつも目にして、一番使うドライバーを交換。

この交換で二人の信頼や今まで過ごしてきた友情の厚さを実感。いつでも帰ってきていいという言葉は、朋也にとっては、かなり気持ちが落ち着いて、楽になったのではないかと思うから芳野のさりげない優しさや気遣いに泣けたよ。

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で、秋生が前に話した、この町と渚とのリンク。

朋也の見解では、渚が亡くなったのは、この町が変化をとげて、森林伐採などで自然を、人々が使いやすいように、町の姿を大きくしていったから、その町のパワーがなくなってしまったからという仮説。

それが、今は、渚のDNAを受け継いだ汐に表れているんじゃないかというのには何か納得という言葉とは他に、無慈悲で悔しさが混じってしまうような感覚。

秋生と同じように、また、この場所で願いを聞き入れてくれないかと頼みを入れたいのだけど、この町の変化によって、渚を救ったあの場所はなくなってしまった。

「この町は嫌いだ」

このセリフが朋也の心の中でリフレインしていることだと思います。渚と出会う前の朋也とは違う意味で、変化してほしいと思っていた朋也と、変化を望まない朋也の過去と現在での葛藤が興味深かったり。

でも、現実には町が変わったことで、大きい総合病院ができ、数々の命が救われていることは確か。それが退院シーンを映したことで鮮明になりましたね。それが変化を願わない朋也の意に反しない出来事だとしても。だから、今はいない渚の意見も聞いてみたかったり。

この見解については、今後の話できっとフォローが入ると思うので、深くは追求しないことに。

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で、汐のたった一つの願い。旅行。

初めてパパと一緒に行った旅行。その楽しい思い出をもう一度、経験したいからこその汐の願い。朋也からすれば、あの旅行は後半は朋也の人格が変わったけど、その間は、汐に対して、近所のガキ扱いにしていた酷い旅行だった。

でも、汐は楽しいと言ってくれた。それだけでも、朋也に少しは救いがあったのかもしれません。でも、その願いは汐の窮状を見ればわかるほどに難しい願い。このままベッドの上だけの生活にするか、危険かもしれないけど、汐の願いを聞き入れるか、究極の選択。

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そして、朋也は汐との旅行を選んだ。

一人でできる、一人でやりたい、そんな思いを無碍にすることなく、一人で最後までできることはやらせてあげる朋也の姿勢。だから、汐が歩くのが難しくなっても、せかさずにその様子を応援してあげる。あくまで、汐の自主性を尊重。

そして、ついに汐が倒れてしまった。

ここで幻想世界。あまり理解できていない部分が多い世界観ですが、なんらかの形で、本編とリンクしていると思われます。

「世界の終わり」というサブタイの通り、渚と朋也とで作り上げてきた世界は汐が倒れたことで、ひとまずの終わりを迎えてしまったのだと思うと泣けてきます。つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚

え?次回、最終回かよ!もっと汐が見たいぞ。まだ終わって欲しくない、永遠に続いて欲しい作品なのに。そんなのないよー。

お気に入りのブログが更新されました。
Old Dancer's BLOG Clannad After Story 第21回「世界の終わり」
まさか、朋也の着ているシャツから考察するとは、目の付け所が全く違うなぁ、と思うとともに、製作者側の細かな配慮が感じられました。あぁ、でも、視聴者が気づいてあげられないと、せっかく考えて描いたのに可哀想なことになるので、こういった指摘は感想ブログならではだなぁ。って、自分は全く気づけなかったけどねw。精進しないと。他にも、記事には感情がこもっていて読み応えありです。