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偽物語(上) (講談社BOX)
偽物語(上) (講談社BOX)
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西尾 維新
講談社
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世界観

[日常][恋愛][ギャグ][青春][怪異]

あらすじ

“ファイヤーシスターズ”の実戦担当、阿良々木火憐。暦の妹である彼女が対峙する、「化物」ならぬ「偽物」とは!?台湾の気鋭イラストレーターVOFANとのコンビも絶好調!「化物語」の後日談が今始まる―西尾維新ここにあり!これぞ現代の怪異!怪異!怪異!青春は、ほんものになるための戦いだ。

短文感想(ネタバレなし)


あのアニメ化が決まった化物語の続編です。

しかし、この作品はマジで面白い。

とにかく、会話の一つ一つの言葉遊びに笑える。笑いをこらえきれなくて、通勤途中に読むのを断念したくらいだ。声に出して笑ってしまうほどの会話のやりとり。

あとがきにも書いてある通り、西尾維新氏によると、化物語を120%趣味で書いた小説だとすると、偽物語は200%が趣味だというから、趣味度が上がれば上がるほど、面白くなっていくから、本気で全部、趣味で書いて欲しいと思うよ。

化物語は怪異のお話で、結構シリアス面が多かったんですよね。まあ、章ごとに区切られているから短編ごとに、怪異のお話があるので、ストーリー重視でシリアス面が多く、ギャグコメディ要素が少し削られているんですよね。

で、この偽物語ですが、阿良々木歴の妹のお話が丸々使われているので、長編といった感じで、怪異に対してのお話は一つしかなく、シリアス面よりも、ギャグコメディ要素がほとんどを占めていて、個人的にはこの作品の方がツボに入りました。

まあ、化物語と傷物語を読まないと、話がつながらないので、この偽物語を読むには、化物語を読まなければいけないんですけどね。

相変わらず、キャラを立てるのが上手い。妹たちも独特のキャラ性をもたせて、笑いを誘っているばかりか、今まで出てきたキャラも、いつも通りの面白さを出しているから、本当に、プラスアルファ的な笑いにつながっています。

特に、個人的にお気に入りのキャラ、八九寺が一杯出てきてくれたので、本当に満足。(ワタシハロリジャナイヨ) ある意味じゃ、PTAから訴えられそうで、訴えられないような小学生×セクハラの描写が高レベル。(アニメ化したら訴えられそうw)

もうね、会話のやりとりを引用して、載せたいくらいに会話のひとつひとつのコメディが、たまらないんですよね。

本当、この方の書くギャグの会話って、マシンガンのように連発してきて、波状攻撃のように、読者の笑いのツボにたたみかけるように襲ってくる上に、かと思いきや、シリアス面になって読者を落ち着かせた状態から、不意に思い出し笑いのようなギャグを持ってくるから困るw。

ギャグが高度すぎて、読者がついていけるのかわからないくらい、ひとつひとつの品質が高いです。滑っているというのが一つもないように感じるのが、すごいセンスだと思う。

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VOFAN

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