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春原芽衣を描いた3回分、ほんと、最高でした。(゚´Д`゚)


芽衣として、サッカー部にいたときの春原が一番輝いていたという事にとらわれて、どうしても、サッカー部に春原を入部させてほしいと頼みます。

でも、サッカー部の雰囲気を見ればわかると思うけど、春原が出ていった理由というのも、このサッカー部にあると思いましたね。決して運動系の部活が悪いと言うわけではありませんが、自分のスタイルと、部のスタイルや雰囲気が合わなければ、問題になっても仕方がないし、わざわざ、春原をサッカー部に入れたとしても、また同じ事を繰り返すでしょう。

朋也はそれをわかっていて、芽衣につきあった。芽衣の最後の望みだったから、せめて協力して叶えようと努力した。それが悪い結果になろうとも。行動して見ないとわからないこともあるし。

あと、芽衣に、宮沢さんのお兄さんとの仲を聞かれて、「仲良しです」と言える純粋さに、少しうらみやましさを覚えたのかもしれない。逆に目標が定まって、良い影響を与えたかもしれないしね。

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朋也「こういうことになると、やたら、強情だよな、お前」

ちょっと春原の話を中断して、朋也と渚の関係にスポット。朋也はいつの間にかあきらめないように励ます役として、渚から良い影響。でも、その事に対して、渚のことを大切に思う気持ちがだんだんと強くなってきています。

いつもなら、一緒に頑張ろうという感じで、がむしゃらでしたが、段々と回を重ねるにつれ、お互いの事をわかっていて、それぞれが助けよう、守ろうとするお互いを思いやるし姿勢が好きです。

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春原「芽衣を泣かせるんじゃねぇ!!」

芽衣がいじめられ、朋也がついにキレる。このアクションの間合いとスローモーション、絶妙のタイミングでのパンチ。そして、映ったのは、春原。このシーンでジーンときました。さすが魅せるねぇ。ここが一番の見せ場だと思ったけど、違いました。

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朋也「お前は芽衣ちゃんの兄貴だろ。もっと芽衣ちゃんの事を考えてやれよ」
春原「考えたさ」
朋也「うそつけ!芽衣ちゃんが俺みたいな男に引っ掛けられているのに、お前、何もしなかっただろう?心配しなかっただろう?」
春原「したよ。心配したよ!」
朋也「じゃあ、なんで放っておくんだよ。言い訳があるなら言ってみろ?」

春原「お前なら、いいんだって思ったんだよ!」

私としてはこちらのほうが名シーンだと思いますね。春原の苦悩。普段、何も考えていないように見える春原。そんな春原が芽衣のことを放っておいておく理由。それが相手が朋也だったから。朋也への信頼が芽衣への心配を上回ったために、朋也が芽衣を守るという役割に。

でも、春原は芽衣が守られているかどうか、逐一見ていたのかもしれない。だから、あのタイミングで、サッカー部に殴りこみをかけられた。そんな心配をおくびにも出さず、影から見守っておくように変わったんですね。

でも、朋也もダメだったとき、助けに行く、彼氏のいる妹は彼氏に任せる。それが一番信頼できる朋也ならなおさら。だから、見ていられなくなって飛び込んでしまった。

そんな春原の本心を知って、春原に泣きながら、「お兄ちゃん」「ごめんなさい」を連発する芽衣を見ていると、兄妹関係って、かなり良いなぁって思ったり。

そして、次の日、お互いの怪我を見て、笑い会える関係っていいですね。

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朋也「俺は初めて春原に会ったときの事を思い出していた。そいつは金髪の変な奴だった。顔を見ただけで大笑いした。この学校に来て、こんなに笑ったのは初めてだった。こいつと一緒にバカをやってみよう。そう、思えた。春原と初めて出会った日、あの日から、俺たちはいつもつるんでいた。そして、今も、俺たちは笑っている」

って思ったら、これ卑怯ですよ。つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚

春原と初めて会ったときの、お互いの怪我のデジャヴで笑っていたんですね。

こんな話で収束したら、泣くしかないじゃないですか。だって、たった一つの軽い嘘で芽衣ちゃんを安心させるって、ただの演技で終わるはずだったのが、いつの間にか、春原と朋也の友情関係にすりかわっている。

些細でちっちゃなことから、大きな問題に発展し、それが解決するだけで、こうも人間関係って、よくなっていくんだなぁ、と感心しました。もしも、最悪のケースになり、逆の場合もあったかもしれないけど、この朋也の一言だけ聞けば、二人の信頼関係はゆるぎないものだとわかります。

どんなにケンカをしても、周りとうまくいかなくても、お互いが理解しあって、それで成り立っている。本当、親友というのは一人いるだけでも、影響が大きく、その人の悪い価値観や、人間関係やストレス、そういったものをお互いで排除してくれるから、とてもうらやましい。

こんな言葉で締めくくられると、1期での春原のバカっぷりが、朋也の心を慰めたり、笑わせたりしていたと考えると、春原のバカっぷりで笑えなくなってしまうじゃないですか。でも、そこらへんは、京アニがなんとか魅せてくれると信じています。

恋愛メインのCLANNADですが、やっぱり男の友情は恋愛とは違って素晴らしいですよ。この春原と芽衣の話は良い感じに、ストーリーに入っていて、これを放送してくれただけでも感謝ですね。

CLANNADに関する考察はこちらのブログがオススメ。今回はすごい…。
Old Dancer's BLOG Clannad After Story 第4回「あの日と同じ笑顔で」
この話から、それぞれのエゴを評論し、深く掘り下げ、サッカー部の行動に対する批判や、芽衣が感じたお兄ちゃんはこうあるべきというエゴに対しての完璧な回答を導き出しているのが本当素晴らしいです。いやぁ、まさか朋也と春原との溝まであったとわ、驚きです。