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狂乱家族日記25-1狂乱家族日記25-2

いよいよ、後一回を残すのみとなりました。


まさか月香の事件が、こんな長編になり、最終回までつながるとは思ってもいませんでした。個人的に雷蝶(CV:後藤邑子も)お気に入りのキャラになってきたんですがね。

人類は「水の力…欲望を増幅させる」により、みな、我を忘れてしまい、とにかく、月香を除く家族は安全なチョウコク島へ避難。

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強欲王「君は恋をしているね。僕と同じだ」

後半になり、オアシスが何故、恋にそれほどこだわるのか謎が解ける。月香に恋する強欲王を見て、千年待ち続けるほど、価値のあるものなのかという疑問。

そして、地球に来て、凰火のそばにいると安心すると感じてしまった。胸がトクトクする不利意義名感覚。でも、凰火のそばにいると、周りが悲しむ。だから、水の姿に戻り、凰火のそばに居続けた。

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オアシス「わらわたちはつながっていて、みんなでひとつ。安心なはずなのに、どこか足りない。なぜだかわからぬが、いつも空ばかり見つめておった」

この言葉が気になりました。オアシスが話した凰火のくだりで、凰火に対して、恋をしているのかという結論でいいのか。それよりも、水の惑星にいて、届かない空を眺めて、その空に対して、恋をしているのか。恋というよりも手に入らないものに対する、ただの欲求なのか。

本編に絡みそうで絡まない両者。今回も、水と月香を含む乱崎家との攻防がメイン。このまま解決しないで終わる事はないと思うので、オアシスには幸せになってもらいたい。

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凶華「こんな寄せ集めの家族なのだからな。壊そうと思えばあっという間だ」

人類を滅ぼそうとしている閻禍の子供を探し出して滅ぼす。そのための「なごやか家族作戦」。家族となって、仲良くなる事により、それを見つけやすくする。それを今回、家族の前でバラしてしまった凶華。

それに対して、凰火は家族として、仲良くなる事により、復讐を目論む閻禍の子供も人類に対する復讐をあきらめる、それが凰火の思う「なごやか家族作戦」。凰火にとっては、長い事一緒に居た事で、この家族の中に閻禍の子供はいなかったという結論。

この二人の思っている「なごやか家族作戦」の意図の食い違い。

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そして、凶華の秘密。凶華は誰かの体に寄生しなければ生きていけない体。自分が自分でなくなる、凶華の不安。そして、気づいてしまった。凰火の出した結論も合わせると、凶華の結論は、自分が閻禍の子供であると。

これは前回言ったセリフ。倉庫らしきところで、一人で悩んでいた。きっと、そのときには、すでに不安な気持ちを抱いていた。その不安が、水によって増幅され、より一層の不安に変わってしまい、こんな行動にうつってしまった。

凶華が言った「寄せ集めの家族」、優歌がさらわれたときも、千花を家族にするときにも、自分の力をフルに使って、悩んで、本当の家族のように見てきた凶華。それが簡単に壊れると、心の中で思ってしまった。家族に対する思いも、このときには薄らいでしまった。

でも、凶華が家族を愛してきたのは、2クールやってきた中で本心だとわかっているので、自分が閻禍の子供であるということに気づいてしまい、せめて、最後だけでも、自分を恨んで終わってくれたほうが残された家族が悲しむことがなくなる。

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凰火「さもないと、あなたを撃ちます」
凶華「抹殺するがいい、凰火。それが貴様の任務だろ」

そんな気持ちで、凰火に最後の命令を出す凶華。「なごやか家族作戦」の結末。それが凶華の死を持って、終わるのか。本当に凶華は閻禍の子供なのか。放送当初から、この家族作戦をメインに扱ってきた本作も、来週には結末が出ているわけですね。

本当、クライマックスへの盛り上げ方がうまいですね。私一押しの優歌と月香の出番があまりなくなってきて、次回で最終回だと思うと、なんか泣けてきます。もっと見ていたいよ。

今週は不覚にも、腹芸をやってしまった雷蝶に萌えた。