<アットゲームズ>自分の声をブログやコメントに新感覚サービス「こえペタ」に注目[Yahoo]


この記事を読み進めるたびに吹いてしまうww。ブログに自分の声を載せたいというのなら、まだわかる。ブロガーがSkypeを使って、ラジオをやったりする時代だし、自己主張の強い人なら、自慢の声を披露するという発想はわかる。

録音するには、指定された番号に電話をかけ、ガイダンスに従ってIDとパスワードを入力すると、最長5秒までせりふを収録できる。

問題は、この部分。

なぜに電話?

自分の声を載せたいという大胆な人が、マイクを持っていないとでも。そのマイクを使って録音した、mp3かwavファイルをアップロードするという発想が浮かばなかったのかが不思議だ。

これは、MMORPGばかりやっているひきこもりを、電話の前に立たせて、間違い電話でもして、少しでも会話をさせようという企みなのか、もしくは、ここのお偉いさんが、このゲームをやっているユーザが、若い人ばかりではないと思って、マイクを買っていない人でも、使える機能にしたかったのか、なんか、この使い方を決定した背景がとても知りたいです。

まあ、きっと、アップロードしたmp3ファイルがCDで売られている音楽ファイルとかだったりして、P2Pみたいに、ファイル交換の場に利用されたら、困るというのが背景にありそうですね。

それにしても、電話で、最長5秒というのに、また笑えた。
「どこどこのブログをやっている、なになにです。好きなキャラは涼…」
という感じになりかねない。

これだとメッセージの前に、ただ、どんな声を持っている人なんだろうくらいにしか、使い道がない。でも、それを利用して、こんな発想ができるのも、また素晴らしい。

録音した声は複数組み合わせることもできるため、「あなたが」、「大好きなの」、「お願いします」など短い文章なら作ることができる。

最長5秒という難関を乗り越えるために、何回も電話して、単語を集めていかなければならない。
上の例だと、一行で済むコメントのために、3回も電話しなければならないということに。
長文を載せるためには、ストーカーのごとく、電話をかけなければいけないんですね。これ、フリーダイヤルじゃなかったら、苦情来ますよ。その前に利用するかどうかわからないけど。

わざと冷たいコメントを書き込みつつ、声では優しいせりふを残す“ツンデレ”風にも使える。

最終的にこんな荒業を思い出す企画者、ほんとすごいですよ。
こんな使い方をしている場面を是非見てみたい。その後の人間関係も。しかも、これ”ツンデレ”じゃなくて、”表と裏のある人”じゃないでしょうか。もしくは、コメントで熱くなってしまって、あとで冷静になったときに、言い過ぎたみたいな感じとか。

と、まあ、どうなるか成行を見守りたいと思います。

最近のMMORPGの売れ行きが低調だということが良くわかる記事でした。きっと試行錯誤して、独自色を出して、ユーザ離れを防ぎたいと必死なんだろうなぁ。