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この終わり方、最高やわぁ。( ;∀;) カンドーシタ


てか、終わってほしくない。もっともっと紫が見たい。真九郎にケチをつける紫をもっと見たい。あの口調と態度をもっと見ていたい。今までで一番、最終回となってほしくない作品でした。2期も作れるよね。いえ、作ってください。お願いします。ブレインズ・ベースさん。

誰も死なない、けど、誰もが傷ついた最終回。そう思うと、前回の女中さんが不憫やわぁ。。・゚・(ノД`)・゚・。

それにしても、綺麗な終わり方。紫は奥の院を出る。九鳳院を出ないで闘う。これは少し予想できなかった。真九郎のツノが大活躍し、華麗にサッと紫を救出する劇を思い浮かべていましたよ。それで、紫と結ばれるエピソードを添えて。

それを大きく裏返す紫の九鳳院残留宣言。

リンはかませ犬でした。車でのデッドヒートに負けて、弥生に崩月流を試されて、今回なんか微妙なキャラでしたね。

「お前たちは異常だ」
「だからなんだ。我々がそんなこと、今まで誰にも言われずにやってきたとわかっているのか」

ここで蓮丈と真九郎が始めて対峙します。真九郎が思いっきり噛み付いているのに、さらりとかわしている印象。

「今考えていることが正しく、今起こっていることが全てだと勘違いしている」
「紫は光を捨ててくれた」

そして、蓮丈は紅花の教え子だと聞いて期待していたのに、それほどでもないとわかった最初の態度は、もう見下しているような感じです。それが、最後になるにつれ、真九郎を認めていくところの演出が素晴らしいです。

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「ここを出たいなら、俺はお前を守る」
「紫は、紫は奥の院を出たい」

紫はやっとしゃべってくれた!

その一言は、前回までに言われてきたものとは別のこと。これで紫の意志は、奥の院から出るとはっきりして、真九郎も思う存分、紫を守れますよ。

「なぜ機嫌が悪いかわかるか?」
「奥の院は駐車禁止だから?」

あ、ここがユーモアポイントでしたね。最近はシリアスっぷりすぎて、あまり、ギャグがなかったので、ちょっと不意をつかれて笑えました。

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「どうか奥の院のことはお忘れくださいまし、どうか…」
「どうなると思し召す」
「何やらが悲しくてたまらぬと申しても、聞いてもくれぬ所に紫は居たくはありません」
「九鳳院を出るのか?」
「違います。九鳳院は出ません。紫は奥の院を出たいのです」
「え、それじゃあ…」
「無理に言っているのではない。闘うとはこういうことだろう、今、ここで真九郎についていくことはにけることだ」

蓮丈と紫との熱い会話。紫が蓮丈にはっきりともの言う姿も珍しく、紫の固い意志が感じられます。紫も奥の院に戻される最中に色々と考えたんでしょうね。自分はただ、外の世界に出たいのか、何がしたいのか。その結論が、九鳳院にいて、そのしきたりと闘っていくというもの。

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「どういう意味か?」
「九鳳院で笑顔だった人もたくさん見てきました。それを否定するつもりはございません。でも、それがいびつなことの上での笑顔ならば、紫は受け入れません」

外の世界で自由に過ごすよりも、闘う相手がいる九鳳院にいることの方がよっぽど強い試練。自由を目指すよりも、自分が強くなる道を選んだということでしょう。

あと、弥生が外の女(名前がわからない)を取り押さえたときに、「誰か、誰か動きなさいよ」と言ったときに、女中が動かなかったのは、一人の女中が殺されたことに対する反抗心だったんだろうなぁ。ここで少し悲しい気分に。こんな反感をいだかれている状況下で、紫は九鳳院を立て直せることができるのか心配です。

双樹という言葉を聞くたびに、蓮丈が反応するのが面白い。武器も持たないけど、何者にも屈しないような、強い力を持っているように見える蓮丈でも、双樹の思いなどという言葉を聞くと、どうしても、揺らいでしまう。それだけ、双樹のことを愛していたんだろうな。でも、九鳳院の頭首として、今までの伝統も崩してはならない、この人もある意味、被害者なんだろうなぁ。

刺された紅花を守るために、ツノを出した真九郎。それがついに紫にばれることに。

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「やるしかなかった。一人で強くなるためにはこうするしかなかった」
「そうなのか」
「でも、違っていた。みんなが俺を支えてくれていたのに、一人だと思っていただけなんだ」
「後悔しているのか?」
「してる。絶対使わないと心に決めた」

真九郎の孤独感。それはハイジャックを経験して、両親をなくしてしまったことや、一度、殺されかかったこと。そんなことを経験して、やっぱり、強くなるためには、自分の戦闘能力をあげなければならないと思ったんでしょう。周りはみんな敵だ、という思いで。

でも、成長するにつれ、周りにも自分を支えてくれていた人の存在に気づき始め、武器を埋め込んだことを後悔するようにまでなった。でも、そのことを素直に後悔していると紫に言える真九郎の純真無垢さといったらないですね。ちょっとホロリときました。

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「まだ、弱いんだ」
「紫と一緒だな。紫も変えなくてはいけない」
「変える?」
「そうだ。真九郎と同じだ。紫はここで九鳳院のしきたりと闘う」
「闘う?」
「なんだ。真九郎はずっとずっと先を歩いていると思っていたけど、紫と一緒ではないか。追いつかないと思っていたけど、まだ間に合いそうだ」

ここも好きなところ。紫はいつも、真九郎みたいに強くなりたいと口癖のように言ってきましたが、ここで、やっと、真九郎の弱さにも気づいて、それを安心感みたいにいうところが、もうたまらないです。>ω<)ノ シッ!!

真九郎はまだ弱い、まだ弱いと紫に言っていたけど、紫は信じていなかったようですしね。でも、そんな紫も、違う意味で強くなると宣言。何も身体能力が高いのが強いということではない、何者にも屈しない強固な心や正しい洞察力、精神面でのタフさなど、紫はそういった面で、これからも真九郎と同様に強くなっていくという部分が、何か、安堵する部分でもありました。

「真九郎、紫が負けたときに、ここに来るが良い。そのときは私が相手しよう。もっとも負けた紫は救う価値があるかわからんがな」

ここの蓮丈のセリフ好きやわぁ。真九郎も認め、紫の闘う意志も尊重しているし、ここで、蓮丈の好感度アップですよww。さりげなく、紫が負けないように叱咤激励しているようにもとれるし。

「私は九鳳院の頭首だ。私は家を守る。お前たちを守る」

それで、このセリフですよ。まさか「守るものがあるとき、人は強くなれる」という、この作品のポリシーが蓮丈に当てはまるとは思ってもいなかったですよ。

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「真似はしない。前進だけでなく、先頭を走りたい。そのとき、好きな人が横にいたら幸せだろうな」

ここの紫の長セリフも好きなんですよね。長いから書きませんけれど、最初から決められたことに対して、順応するのは楽なこと。でも、周りを見て、経験しておかしいと感じたなら、他の場所にいくよりも、現状を打開することにつとめる。それが真似をするんでなく、自分で、自分の道を切り開いていくところが紫の強い意志を感じる。

でも、ここで「好きな人」という言葉を使うことで、それが今は真九郎で確立しているわけではないというのが、紫のセンスを感じる。ずっと真九郎と一緒に居たいと宣言しているけど、それが、外の世界に出て、真九郎としか会っていなかったから、真九郎=好きな人になっているかもしれないので、もっと人に出会うことから始めてみるというのが、紫らしいですね。

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そして、紫が蓮丈に抱かれて、外の世界での出来事を話す場面をラストに持ってきたときは、思いっきり泣けた構図だったよ。・゚・(ノД`)

「私は九鳳院紫。紅真九郎様にお聞きするのを忘れていました。真九郎、そなたは紫が好きか?」
「夢を見ていたよ。二人でまた一緒に歩く夢を。それは狭い道だったけど、幸せで安らかな、スミレが咲いた坂道だったよ」

そして、真九郎の最後の言葉で終わらせる演出で号泣(´;ω;`)ウッ…

改めて、真九郎に聞く、紫。真九郎の好きという言葉で返すのでなく、比喩的な言葉で返すところが上手い。スミレの花言葉は「愛・純潔・誠実・小さな幸せ」。そのスミレが咲いている道が狭い坂道ということで、窮屈で、逆行的な苦難の道だったけど、その中に二人の間に愛があって、小さな幸せを感じることができたというように解釈できて、また。(´;ω;`)ウッ…

ほんとうに続編作ってください。m(_ _)m