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少し悲しい物語。こうなると、ハッピーエンドで終われるか疑問。最後には笑って終えられたらいいな。


今回は紫分が少なめでした。もっと紫の笑顔が見たい。紫の驚く表情とか、ちょっと浮世離れした仕草とか、もっともっと見たいですよ。こんな悲しい顔の紫をずっと見ていたくないですよ。

「九鳳院紫であります。奥の院に帰って参りました」

このときの紫の凛々しい顔、九鳳院のしきたりを、もう全て、受け入れてしまったってことですね。逆に未練とかを残してしまうと、後の人生を後悔で過ごすことになるのが悲しかったのかも。

そんな紫救出作戦は、ボートで、九鳳院家に忍び込もうとして、バレバレで、待ち伏せ。ボートは壊され、この寒い中で水びだしに。冬で雪の降っている中なので、これだけでも生死に関わりますよww。これは真九郎の甘い考えはとことんつぶされていきますね。

ここで、新事実発覚。昔、紅花は九鳳院家に働いていて、竜士を守っていた。その恐ろしさを知ってい竜士は、リンを心配。あとの部分を見ると、ここではリンは心配しているんじゃなくて、ただ、つぶやきがそのまま出ただけか。

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「見たことがないものへの恐怖の少なさは、時として、その人を救うのだろうか?」

これは、九鳳院の護衛、リンが、紅花を待ち伏せて、たたきつぶそうとしているのは、危険だけど、紅花を見たことのないリンは、恐怖を知らないので、勇敢に立ち向かっていけるかもしれないという意味だと思いますが、これは逆に九鳳院の強大な強さを知らない、真九郎の無鉄砲ぶりが、良い方向にでるかもしれないということも含まれるのでしょうか?竜士のくせにいいこというなww。

リンが待ち伏せしていて、弥生を残し、真九郎と紅花で奥の院に向かう。目的は紫奪還なので、リンを3人で倒す必要もないので、出来るだけ争いは避けて、目的を全うする紅花の作戦はさすがです。そんな熾烈な戦いの中、九鳳院家は高らかに笑っています。

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「私の生んだ子でなくとも、あなたは私の子」
「はい、あなたは、私を育ててくれたお母様です」

お菓子をおいしいと言ってているだけなのに、なんか空気が固い。なにかよそよそしい。家族であって、家族でない関係。この他人行儀でありながら、お互いに認め合っている、この環境は正しいのか、正しくないのか。

それで、紫を奥の院に入れて嫌がるのもわかっている、この二人。でも、二人で提案した内容は、奥の院を楽しい場所にする。あくまで、外の世界に出さない方向で進めている、この二人はどうかしている。

なんとか奥の院まで忍び込んだ、紅花と真九郎。

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「紫、五月雨荘に帰ろう。環さんや闇絵さんにも・・・」
「真九郎殿、紫は九鳳院の女です。奥の院に入った以上、外に出ることはございません」
「紫」
「紅真九郎殿、お帰りください」

またもや、拒絶の言葉。そばに竜士がいなければ、態度は変わったのかもしれない。真九郎たちが奥の院まで来れて、もしかして、五月雨荘に帰ったとしても、場所は割れているし、九鳳院の恐ろしさを知っている紫は、ある意味、真九郎の命を思ってのことなので、竜士の前では、本音を言えない。このときの紫の表情が死んだ目をしているのが、なにか悲しさを助長していますね。

「戦い方を教えてくれたこと、感謝しますよ、お師匠様」

紅花は九鳳院にいたとき、自分の身が自分で守れるように、護身術を竜士に教えていたんですね。それが、今回、逆にあだになって帰ってきた。一番弟子は、真九郎と決めているし、紅花にとって、それをお師匠様と呼ばれてしまうのも、なんか皮肉ですね。

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紫を抱えて、奥の院を出る竜士。そこで、紫と真九郎で、一瞬目が合った。紫は少し泣いていた。真九郎が怪我してしまったことや、あくまで、大好きな真九郎を、自分の問題のことで迷惑をかけたくないけど、でも、真九郎と一緒にいたいという気持ちを、この一瞬の表情に凝縮させた、演出は上手い。

そして、それを知った上での、くやしい表情。また、自分でも守りきれなかったのかというふがいない、自責の念にかられるも、紫の表情で、やっぱり真意が確認できて、少し前向きになってきたのかも。

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そこで、なんとも言えないシーン。女中の一人が、包丁を持って、リンを止めにきた。刺すつもりはなかったんだろうけど、その深刻な状況から、リンは逆に家中を刺してしまう。正当防衛だけど、女中を何度も刺す、その狂いぶりには強いという以前に狂気を感じましたよ。

九鳳院に仕えているものみな、おかしいと思ったけど、この女中も二人に死んで欲しくなかったという、人間らしさを持ち合わせていたので、ホッとしたけど、二人を守るために死んでしまった女中が不憫でなりません。

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「床に涙は染み込ませないでほしい」

それでいて、女中が一人亡くなったって言うのに、この竜士の一言にはキレそうになりましたよ。人の命をなんとも思っていない、権力の持たない女中など、そこの動物の死骸と同様と思っているのでしょう。よく、この女中たちは九鳳院に仕える忠節新を保てるものだなぁ。

ここにきて、環の渡した、七五三の写真かぁ。紫のことを救い出すように、真九郎を励ますためのものでもあったんですね。

そして、弥生を抱えて帰ってきた紅花が車を覗いたときの演出、すばらしい。車に戻って待っているようにと紅花から指令を受けたとはいえ、写真を見て、紫との思い出が蘇った真九郎はどんなことがあっても助け出すと、体が勝手に動いてしまったんでしょうね。この部分に感動しましたよ。