親子愛って素晴らしいですね。
今回の話はかなり好きです。親が子を思う気持ち。子も親にただ反抗するんでなく、従順であろうと、良い子であって、その気持ちに応えようとする気持ちって、素晴らしくないですか?
子供の頃の授業参観を思い出しますね。
なんとか良い所を見せて、心配させないようにしたい。まずいところとか苦手なところとかは極力隠したい。それが自分が誉められたいとか、ごほうびが欲しいとかじゃなく、純粋に親を喜ばせたいという、子供特有の感謝の行動って感じで、親子愛って、改めて良いなぁと感じました。
そして、娘とはあまり話さない父親の観察眼。年頃の娘って、昔とは違って、日々成長していくので、いつも見ていて上げないと、間違った方向に進路を定めてしまったりするので、なんとか方向修正させて、間違った道を進まないように、娘にある程度、嫌われないよう、陰ながら、見守っている姿。
堂上教官と郁の父親の会話。娘からの少ししかない報告から、なんとか気持ちを汲み取って、そのことを話して、堂上教官が本当に娘を任せられる上司かどうかを見極めたい思いなんでしょう。
でも、その堂上教官の動揺ぶりが、珍しくて、笑えました。
あれだけ、口げんかをして、嫌味も言って、認めるところは認めるけど、それ以外は、あまり信用していない態度を取っていただけに、この言葉には驚きを隠せない様子。郁も言葉ではいわないけど、堂上教官の真意をきちんと受け取っていたようです。この二人の関係も見逃せません。
そして、単刀直入に聞いてしまう郁の父親。
やっぱり不安なんでしょうね。どうしても、娘を思うと、積極的になってしまう。でも、色々と話しているうちに、堂上教官を短い間でよく観察し、信頼の置ける人物であると判断した、この時点で、結構安堵していると思いますよ。
なんていったって、最後のシーンで娘の危険におかれたニュースを読んで、この言葉を発したわけですから、危険であると思いながらも、上司がよければ、なんとか守ってくれると確信したのかもしれません。
でも、そんな父親でも、娘に対しては厳しく、追求。
何か隠しているのはわかっているけど、娘の口から聞きたかったんでしょう。でも、他人と比べるのは郁にとってもかわいそう。他人と比べて、自分の娘はそれほど仕事ができるほうじゃないと暗に伝えているようなもの。逆に郁のプライドを傷つけてしまう結果にも。ここら辺は不器用な父親っぽいですね。
一度、郁は家を出て行くときに、同じように両親ともめた様子。母親の泣いている姿を見て、一番悲しく思っているのは郁かも知れません。それが今回も繰り返してしまった。どうにも悔しい気持ちで一杯かも。
そんな郁のフォローに回った父親。
周りを良く見て、環境はそれほど悪くないと感じたようで、後は郁の気持ちを聞きたいということだったんでしょう。そして、娘の夢を聞いて、それに納得して、父親としてかなり嬉しい気持ちになったのではないでしょうか。娘の成長がこの一言だけで実感できたでしょうから。
子供の頃の授業参観を思い出しますね。
なんとか良い所を見せて、心配させないようにしたい。まずいところとか苦手なところとかは極力隠したい。それが自分が誉められたいとか、ごほうびが欲しいとかじゃなく、純粋に親を喜ばせたいという、子供特有の感謝の行動って感じで、親子愛って、改めて良いなぁと感じました。
そして、娘とはあまり話さない父親の観察眼。年頃の娘って、昔とは違って、日々成長していくので、いつも見ていて上げないと、間違った方向に進路を定めてしまったりするので、なんとか方向修正させて、間違った道を進まないように、娘にある程度、嫌われないよう、陰ながら、見守っている姿。
「娘はずいぶんとあなたを信頼しているようです」
「はぁ!?」
堂上教官と郁の父親の会話。娘からの少ししかない報告から、なんとか気持ちを汲み取って、そのことを話して、堂上教官が本当に娘を任せられる上司かどうかを見極めたい思いなんでしょう。
でも、その堂上教官の動揺ぶりが、珍しくて、笑えました。
あれだけ、口げんかをして、嫌味も言って、認めるところは認めるけど、それ以外は、あまり信用していない態度を取っていただけに、この言葉には驚きを隠せない様子。郁も言葉ではいわないけど、堂上教官の真意をきちんと受け取っていたようです。この二人の関係も見逃せません。
「では、部下としてはどうですか?」
「大切です。あ…、ま、まだ未熟ですが、良い図書隊員になると思います」
「あなたで良かった」
そして、単刀直入に聞いてしまう郁の父親。
やっぱり不安なんでしょうね。どうしても、娘を思うと、積極的になってしまう。でも、色々と話しているうちに、堂上教官を短い間でよく観察し、信頼の置ける人物であると判断した、この時点で、結構安堵していると思いますよ。
なんていったって、最後のシーンで娘の危険におかれたニュースを読んで、この言葉を発したわけですから、危険であると思いながらも、上司がよければ、なんとか守ってくれると確信したのかもしれません。
「手塚はずば抜けているんだってば。あんな化け物と比べないでよ」
「なら、柴崎さんならいいのか?」
「あれも規格外}
「お前以外はみな優秀で、なんでお前が図書隊員になれたんだ?」
でも、そんな父親でも、娘に対しては厳しく、追求。
何か隠しているのはわかっているけど、娘の口から聞きたかったんでしょう。でも、他人と比べるのは郁にとってもかわいそう。他人と比べて、自分の娘はそれほど仕事ができるほうじゃないと暗に伝えているようなもの。逆に郁のプライドを傷つけてしまう結果にも。ここら辺は不器用な父親っぽいですね。
「簡単にやめるなんて、言うもんじゃない。郁が自分で考えて決めた仕事なんだ、認めてやろうじゃないか」
「郁はなんで図書隊員になろうと思ったんだ?」
「初めて聞いたが、いい理由だな」
一度、郁は家を出て行くときに、同じように両親ともめた様子。母親の泣いている姿を見て、一番悲しく思っているのは郁かも知れません。それが今回も繰り返してしまった。どうにも悔しい気持ちで一杯かも。
そんな郁のフォローに回った父親。
周りを良く見て、環境はそれほど悪くないと感じたようで、後は郁の気持ちを聞きたいということだったんでしょう。そして、娘の夢を聞いて、それに納得して、父親としてかなり嬉しい気持ちになったのではないでしょうか。娘の成長がこの一言だけで実感できたでしょうから。