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笠原って、本当は頭いいんじゃww。


今回は刑事ドラマのような感じで、楽しめました。犯人にさらわれたときの緊迫感、冷静に対処する司令部の人たち、頭を使った犯人逮捕までの流れは、きれいに収まったのではないでしょうか。

介護係として、自分もついていくと、責任感と使命感から、立派に行動したように見えたけど、司令に今回のこと「評価してくださいね」と、ちゃっかり気楽にしゃべりかけているところは、常時銃を向けられておきながら、全然危機感を感じていない浮かれちゃった人として、犯人グループに認識されたのだろう。

そのため、犯人からの電話のときに、被害者の無事を確認するために、笠原が出ても、関係のない予約をしている店のキャンセルを電話で言うという、この緊迫感のなさが、犯人グループの中では、ただの状況が理解できていないバカとしてとらえられて、あまり重要視されなかったのも、ある意味、火事場のバカ力的に、頭の回転が早くなる笠原の潜在的能力なんでしょうね。

そして、司令も義足の探知機を使って、自然にとらわれている場所を教える。ここら辺の些細なところに日ごろの準備や対策がされているんだなぁと感心しました。

「どうして、お前はこんなに俺に似てるんだ。バカだった頃の昔の俺に」

この言葉から「笠原=バカ」ということがわかりましたww。まあ、別に言わなくてもそう思っていたのはわかるけど、昔の自分に投影してしまって、放っておけないというのが、笠原に対しての親近感や素質を見抜いているんだなぁ、と、堂上教官がまた好きになりましたよ。

「あたしはあんたを超えるんです。だから、絶対辞めません」

「(辞めると)少しは惜しくなるかもな」と堂上教官ツンデレ発言ww。それに対しての笠原の言葉。上司に向かって、さりげなく「あんた」と呼べるあんたはすげぇよ。堂上教官も笠原の扱い方がうまく、誉めるときもべた褒めでなく、さりげなく誉め、調子の乗らないように、釘を刺しておく、このやり方が板についてきたようです。

「堂上教官が笠原から学べることがあるって」

手塚の告白の理由がそれ。恋愛というよりも、自分のキャリアアップのためだったのですね。振り回された笠原がかわいそうだったなと思うとともに、恋愛とは程遠い二人の関係も、この会話から、上を目指すもの同士のライバル争いとして、楽しみになってきそうです。もしかしたら、恋愛路線も含ませたりという大技もあるかもしれませんし。

最後、笠原の親から見学に来たいとの手紙。一話目の伏線。笠原が落とした手紙を堂上教官がこっそり出していたんですね。優しさか、いじわるか、わからないけど、前に踏み出せない笠原を、後ろからそっと、押してあげている感じがしていいですね。