おおきく振りかぶって24-1おおきく振りかぶって24-2

ナイスゲーム。nice boat…。


1クールまるまる使って1試合に消化するゲームもこれで終止符。長かったけれど、全く飽きなかった。これは天才の素質を持っているね。

「試合が終わってみりゃ俺たちの思った通りの予想になっているんだからな」。なんて格好良い言葉。これは自信がつく。桐青のナインは負けることに慣れていないという感じがひしひしと伝わってきます。「勝つぞー!おー!」の掛け声は相手ピッチャービビらせる一石二鳥の叫び。

ストレートに自信のない三橋。ボールの感覚で三橋の心が読める阿部は好捕手。三橋のストレートを投げさせても打たれないと思っているから阿部はサインを出しているわけで、それを信頼して、三橋は投げて欲しい。「シュートでいいの?」ととぼけた表情をした三橋がかわいい。これは阿部も怒る。

「怖い。降りたくない」散々三橋が思ってきたこと。代わりに投げさせるピッチャーならいくらでもいると思わせる阿部の演技賞。プレッシャーをかけさせると逆に強くなるピッチャーですね。すっかり状況把握して冷静になっているし。

でも、落ち込みも人一倍激しいですね。変化球もストレートも1、2球打たれただけで、今までの強気が一気に萎えてしまった。

それを、周りのナインが鼓舞する姿はこの試合の最終回に相応しい演出。

そして、注文通りにセンターに打たせて、泉の「取ってやるぜ!三橋」の後のダイビングキャッチ→花井へトス→渾身の一球を阿部に→本塁交錯するも阿部もしっかりブロック→アウトという絶妙なスピード感と演出に惚れ惚れしました。

野球は一人でやっているんじゃない。みんなで支えあってやっているんだ、そう思わせるような最高の守備でした。特に花井の叫び声。絶対に負けたくないという執念が伝わってきました。

おおきく振りかぶって24-3おおきく振りかぶって24-4
最後に桐青のキャッチャーのエピソードを持ってくるなよぉ。なんか勝利による嬉しさの感涙が、敗北による寂しさへの感涙に変わってしまうではないか。(´Д⊂ヽウェェェン

去年優勝校を砕いた西浦の勝利の歓喜は少し描いただけで、桐青の敗れて悲しみに暮れる様子を主に描いたのが印象的だったなぁ。

高校野球だと頂点に上るのは1校だけというトーナメント形式なので、優勝校以外、全校敗北を喫することになるんですよね。そんな敗北を味わって悔しい思いや自分の反省点を思い出して、人間性として成長する姿を描きたかったんだろうなぁと実感。

千羽鶴を負けた高校が勝った高校に渡すというイベントにも泣けた。思いを託して。

三橋の車の中での格好悪さとのギャップで、試合中は格好良く見えるんだよな。

次回最終回、総集編とするのか、試合のその後を描くのか非常に楽しみです。