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最終回、まさかのOPなし。まさかのED白石。orz


OPなしは内容濃い目になるので良かったのですが、EDはいつも通りに白石でした。最後は綺麗にまとめてくれるのかなと思っていたのですが、少し残念。サブタイトルも「未定」だし、ここで綺麗に終わらせたくないってことなのかな。二期があると思っていいですか、京アニさん。

さて、ストーリーはゆるゆるといつも通りなのかなと思ったら、まさかの脚本:美水かがみ先生。オリジナルストーリーですね。それにいきなり現れる「未定」の2文字。これはワクワクせずにおられませんよ。ふたを開けてみると、やっぱり美水先生だと面白い。これ面白さ、原作超えてるww。4コマじゃないから、シーンごとの切れがないし、文化祭でチアをやるという一貫しているストーリーなのでわかりやすいし。

みWikiさん、「桐箪笥の歴史と作り方」なんて誰ともかぶらないマイノリティーな発想だよ。その前にそれを出し物にするとつまらない文化祭になりそうだ。それを直接面白くないと言ってしまうみゆきさんの母も正直すぎるがw。

こなたが「生あーや」と叫ぶシーン。中の人が自分に萌えているという不思議な錯覚にw。

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ゆたかの思いが伝わって、パティの生あーやに対する物欲が加わると、こなたの原動力ってすごいって感じる。今回みたいに、こなたは見た目では物欲で動いているように感じるように見せているけど、根底には友情や仲間への思いやりがあるので、本当、憎めないキャラだと思う。

こなたの誘いには、つかさは簡単に応じ、かがみは難しい反応だけど、押してもダメなら引いてみなという事でこなたの演技力もあって同情作戦には成功。本当、引きに弱いタイプですね、かがみは。

反発から協力に変わった時のかがみの心強さ。パティに代わり、リーダー格になってみんなを牽引。結局、みさおやあやのも誘って人数を増やそうとしたのもかがみだろうし、やるときはやる人ですね。

「みんなで一つのことをやり遂げたい」というゆたかの思いでOPのチアをやっていたと思うと、今になって、OPに青春っぽさや切なさがにじみでてくる。

こなた、みゆきさんを誘う。チアにボリュームを求めるな、ボリュームをww。それ、発想ポイントが男ですよ。

ガムテープで野球ごっこは必ずやる。学生時代がナツカシス。みさおの外に買出しのついでにネタ。ずっとくじらのターンw。ついでにプレイボーイはセクハラww。てか、みんな遊びすぎ。みさおが始めてバカに見えなかったシーン。

こなたの衣装とステッキ、長門ww。セリフも長門w。つっこみはキョンじゃなくてみゆきさん。こういうパロ大好きですww。

ひかる先生、中途半端に出てきたなー。こうやってみると、ねんどろいどのやさぐれ凛に見えて仕方ないんだがww。

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チアリハーサル。これは上手い。リハでOPの裏側をやっているという手法の上手さに加え、OPでは見えない部分も補完して一つのエンターテイメントとして成り立っている。

「おかわりDADADA」の所なんて壮観すぎる。パティの「ハレ晴レユカイ」のように踊りたいという一オタクとしての熱意を実践でき、なおかつ、この「もってけ」を他の人にも踊って欲しいと言わんばかりの出来ではないか。

そして、チア本番。白石の携帯で「恋のミノル伝説」が流れる。これが「私たちらしい」。スムーズに一発で全てが全て成功というわけではないけれど、ちょっとしたハプニングが起こって、それが笑いとなって見ている人を楽な気持ちにさせる。

本番で失敗したらどうしようとか不安になったり緊張したりするけれど、そんな不安や緊張も取ってくれる作品が「らき☆すた」なんだろうなぁと感じたり。

<全体的な総括>

終わってしまうのが惜しいというより信じられないくらい、いつのまにか日常の一部になっていました。監督交代だの色々あったけど、全体的にらき☆すたとはこういう趣向の作品だと位置づけが最初からはっきりしていた気がします。京アニだから無駄にクオリティ高いし(誉めてます)。

その分、途中の白石EDとらっきー☆ちゃんねるだけが迷走していたようで、趣味が合わない人が多かったですが、話題的には成功なのかも知れません。

評価:★★★★★ [4.8]

4コマならではの持ち味とゆるゆるあるあるネタにパロネタを加え、日常ってこんなにも楽しいと感じられる今季一番楽しみな作品に仕上がっていました。