マキゾエホリック Case1:転校生という名の記号 (スニーカー文庫)
東 亮太
角川書店
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世界観

[日常ファンタジー][学園][アクション][サスペンス][シリアス]

あらすじ

なぜかトラブルに巻き込まれ転校しがちな高浪藍子。そんな彼女が今度こそは転入した御伽学園1年乙組で待ち受けていたのは、巫女やメイド、復讐鬼にハーレムに魔法少女と一筋縄ではいかないクラスメイトたちだった!

短文感想(ネタバレなし)


劣化版「ネギま!」です。本当にありがとうございました。クラスが31人で、ロボがあったり、そのまま刹那ではというキャラもいたりと、設定パクリと訴えられてもおかしくないくらい。あとがきにも書いてあるけど、この作品自体が壮大なパロと思って読んでみると良いかも。でも、素人が作った「ネギま!」のアンソロジーの方が楽しめるんではなかろうかというぐらい面白くなかった。

ラノベの宿命だけど、1巻で登場させるキャラが多すぎると、絵がない分、読者のキャラ認識度合いが減り、なおかつ、キャラの自己紹介で終わってしまうストーリーになってしまう可能性が高いので、短いストーリーの中であまりキャラを多く出してはいけないのですが、それが始業式に一気にクラスメイトを紹介したところで、キャラのイメージと記憶をフル回転して全部を頭に入れても、キャラの個性付けという面では読者への説明不足と思われる点も多く見られ、この時点で読む気が失せる気がしました。

それでいて、ストーリーも”事件”でもないただの”茶番”。もうなんでもありな展開になってしまったため、事件の真相を暴くという本筋についていけませんでした。そのため、ラストでどんなに挽回しようと、マイナス分を取り返すことは難しい印象を受けました。

よくこれで角川スニーカーが出す気になったなと思うくらいなのに、続巻を出すようなタイトルも出版社として問題あるんではないかと思う。