おおきく振りかぶって12-1おおきく振りかぶって12-2

「取りにくい所に投げてくれないと練習にならないんだけど」


三橋の勘違いの優しさがここでもww。良い性格なんだけど、ほんと実践面で困る性格だね。

ピンチとチャンスの時のリラックス方法はなるほど。スポーツ科学を取り入れたこの先生は一味違うな。野球が強い所はこういう面も取り入れているのかな。

あとはひたすら練習。練習風景だけ見ても、この作品の良さが全面に引き出されている感じがします。スポ恨マンガでは良くある才能や特殊能力の開花はそれほど全面に押し出さず、努力に遊びを取り入れた楽しい部活として見せているのが良い所なんだよなぁ。

ハマちゃんの応援団、本人は結構軽い気持ちで作ったんだと思うけど、いつの間にかモモカンやみんなの姿を見ているうちに、自分も何か出来ればという気持ちが段々強くなっているように思えます。

特にモモカンの応援団に対する意気込みが違う。応援団は選手のやる気を奪う要素でもあるという発見。

親や味方のため息で選手をがっかりさせないよう、ポジティブシンキングを常にもっていなければいけないというモモカンの力説は”素”のモモカンではなく、”監督”のモモカンとしての発言。応援団という細部にまでこだわるモモカンの熱い情熱が伝わってきます。