十三番目のアリス
十三番目のアリス
posted with amazlet on 07.03.02
伏見 つかさ
メディアワークス (2006/08)
売り上げランキング: 108523

世界観

[恋愛][アクション][ゴシック]

あらすじ

傲岸不遜な気質で知られる九条院アリスは、みずから「冷嬢の心得」を定め理想的なお嬢様を目指す十四歳。十五歳の誕生日を間近に控えたある日、アリスの前に彼女を「十三番目(サーティーンス)」と呼ぶ謎の少女が現われる。「私は三番目よ。貴女が眠らせている力を暴き出してあげるために来たの」平穏な学園生活を謳歌していたアリスに、突如訪れた過酷な試練。そして彼女に隠された秘密とは―!?誇り高くて意地悪でワガママで、でも、ちょっぴり優しくて…そんなお嬢様・アリスが巻き起こす“ハイ・ゴシックアクション”、ここに開幕。

印象に残った言葉


「報酬とはマネーです。お金がなければ洋服も指輪も買えません。それとも、誰かの笑顔が私の身を飾ってくれるとでも」―――アリス

アリスは少し高飛車でお金が全てな印象を受けるけど、ここまでやってくれると逆に憎めない。

短文感想(ネタバレなし)


同じライトノベルの桜庭一樹・著「GOSICK」と「ローゼンメイデン」を足して、2で割った感じ。

ヒロインがツンデレで、その婚約者との主従関係が出来てしまっている所は見ていて和んで面白いのですが、それ以外は良くあるアクションもので終わってしまった所が残念。