想いはいつも線香花火 (電撃文庫)
一色 銀河
メディアワークス
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世界観

[学園][恋愛][アクション][コメディ]

あらすじ

炎術使い御火速霊流の宗家に生まれながら炎術を使えない優夜が、修行の先に送り込まれたのは三人の姉妹が暮らす高倉家。これはおいしいシチュエーションかと思いきや、優夜の姉匠となる長女の彩雲はヤンキーあがり、三女の美風は端から優夜に冷たく、唯一友好的なのは次女の美空だけ。それでもめげない優夜は、エッチな妄想を膨らませながら、今日も修行に励むのだった…。第6回電撃ゲーム小説大賞“銀賞”受賞作家が放つラブ(?)コメディ。男子ごころをくすぐります。

印象に残った言葉


「シマシマはいい。乾いた心を潤してくれる」―――優夜

これだけ聞くと、ほんとどうしようもないですねww。

短文感想(ネタバレなし)


一言で言うと、ドクロちゃんとすももももももを足して、2で割った感じ。

コメディタッチ全開です。主人公の妄想がほとんどです。楽しみ所はそこだけなので、それが受けるか受けないかで、印象が全く変わると思います。

ギャグも数打ちゃあたるというくらい、連発していますので、ほとんどストーリーを追うよりも、そこだけに注目してしまう。それに、主人公以外の感情表現が少ないので、三姉妹がほとんど脇役に見えてしまったのが残念。