悠久展望台のカイ (MF文庫J)
早矢塚 かつや
メディアファクトリー
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世界観

[恋愛][切ない][ロマンチック]

あらすじ

本日、響依泉子はブルーだった。一大決心して精一杯おしゃれした依泉子はクラスメイトの男子に告白したのだが、あえなく振られてしまったのだ。ショックのあまり「バカ!」と叫んで平手打ちしてしまい、私って嫌なやつ…と落ち込んでいた帰り道の橋の上で、依泉子は見知らぬ男の子に声をかけられる。同じ高校の制服を着た、どこにでもいるような印象の彼は、「依泉子はいい子だと思う」となぞめいた言葉をかけ、あっという間に消えてしまった。いったい、誰だったのか―?知らない、なのに懐かしい。依泉子はもう一度彼に会えないだろうかと考えるのだが…。出会えないはずのふたりが出会うとき、優しくせつない物語が始まる。

印象に残った言葉


「…依泉子はいい子だと思う」―――見知らぬ男の子

このセリフが何を意味するのか、作者が言いたい事は何なのか、この作品を読めばわかる、かもしれない?

短文感想(ネタバレなし)


非常に恋愛色が強い作品。会話の所々に乙女チックなくさいセリフが出てきます。もしかしたら、作者の意向で、この作品はそこをウリにしているのかもしれない。そのセリフが少しくらいなら気にならないのですが、連発で攻めてきます。

だから、好きな人は好きになるし、恋愛モノは苦手という読者はあまり好きにならないかも。自分はちょっと苦手なので、前半は楽しめたんだけど、後半から、ちょっと飽きてきました。

でも、全体の流れとしてはうまくまとまっていて、次回作に期待させるモノがありました。