Add―機械仕掛けのホムンクルス (角川スニーカー文庫)
仁木 健
角川書店
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世界観

[未来][ファンタジー][格闘][シリアス][機械化人][怪奇]

あらすじ

「内戦中消息を絶った天才科学者兄妹を探せ」日本政府からの指令をうけ、ミナヅキ=コウは東欧の地ラトリアに降りたつ。14歳ながらコウは“機械化人”であり“アフェクティッド”、かつて世界を崩壊させた“隕石病”の影響で超常の力を持つ“外数員”なのだ。ちっちゃな戦闘少女アイリーンを相棒として諜報活動を開始した彼は、狂気の陰謀に飛び込んでいく!人と機械の狭間にゆれる“世界の終末の果て”を疾駆するメタルコーティッド・ゴシック。

印象に残った言葉


「殺しなどしたら、死体の始末が大変です」―――アイリーン

短文感想(ネタバレなし)

難解な単語を並べたてて、狂気や戦闘、争いの無意味さをメインにしたストーリーなので、自分には向きませんでした。最初の部分とか、アイリーンの無機質な性格には気に入ったんだけど、それだけだった気がするなぁ。

あと、状況説明が足りなかったり、キャラの視点を頻繁に変えたりするので、イメージがわかないので、基本的な部分で挫折orz。

短文感想(ネタバレあり)


コウが頻繁に多用したマンガの法則で、ストーリーのシリアスさや中だるみを解消しようとしたけど、失敗した感じですね。

個人的には、アイリーンが試着室で服を選ぶような、ほんのちょっとした日常を出して、アイリーンの感情がだんだんでていくような展開を期待したんですが、後半からは、もうほんとうに狂気と戦闘ですね。残念。

クローンが出てきて、『カレルⅡ』と名前を付けたときには、もうそのセンスの悪さと結果から、ストーリーを追う気が失せましたよ。