蟲と眼球とテディベア (MF文庫J)
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世界観

[ファンタジー][愛][学園][ギャグ][シリアス][感動]

あらすじ

貧しいながらもケナゲに生きる高校生・宇佐川鈴音には愛する人がいた。
 知力、体力、財力、ルックスすべてに完璧な教師―その名は賢木愚龍。
ある日あるとき鈴音が見た「林檎の夢」をきっかけに、二人は有象無象の輩にその純愛を邪魔されることとなる。
それは「虫」という「個」を持たぬ謎の存在だったり、スプーンで武装(?)した「眼球抉子」なる名の猛き少女だったり―。
魑魅魍魎を相手に二人は生き残れるのか?未曽有の学園ファンタジー開幕!

印象に残った言葉


「−−好きでした。ありがとう。」−−−宇佐川鈴音

短文感想(ネタバレなし)

本書の後書きにも書いてある通り、最初はギャグを全面に押し出した設定(うさりん閣下とか眼球抉子の名前とか)から、色々な伏線を張り、最後にはシリアスで感動するようなストーリーです。

短文感想(ネタバレあり)


眼球抉子だから略してグリコ、宇佐川鈴音だから略してうさりんと、なんか設定からそれほど期待できないかなと思ったら、鈴音と賢木の恋愛をメインにして、壮絶なアクションを加えて、イイ意味で読者を裏切ってくれる作品。

それにグリコ、鈴音、賢木とそれぞれの心情を表現良く描写した所もグッド。暴れ回る「虫」と狡猾なヘビという図も斬新でした。

色々な伏線が張られているので、設定をわかりやすく説明するくだりがあれば、もっと良くなったかな。