キノの旅―The beautiful world (電撃文庫 (0461))
時雨沢 恵一
メディアワークス
売り上げランキング: 27634

世界観

[異世界ファンタジー][哲学][シリアス][エンターテイメント]

あらすじ

人間キノと、話す二輪車エルメスの旅のお話。みちのく二人旅みたいな普通の旅情話ではなく、旅先で訪れる世界の美しさや人間の矛盾を淡々と描いている。

印象に残った言葉


「世界は美しくなんかない、でも、それ故に美しい」―――キノ

短文感想(ネタバレなし)


各章、読み切り短編小説なので、どの章からでも、読む事ができる。普通、この手の読み切り小説は、マンネリ化してしまう事が多くなってしまうが、このキノの旅は、そんな事はない。

様々なパターンで、同じような話や結論はない。各章訴えているものは違うのだ。でも、決して、キノは結論を出さない。結論は読者が決めて欲しいのだと思う。

時雨沢氏が放つ新感覚短編小説を是非、味わってほしい。