うわー、この回最高ですわ。今までの中で涙腺崩壊シーンがありすぎて辛いけれど面白い。ハクアのシーンだけでも繰り返して見る価値ありですわ。むしろ、ずっと繰り返して見てる。うーん、やっぱりハクアが可愛くてたまらないです。かのんちゃんみたいにソロコンサートやってくれないかな。
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ようやく歩美攻略でクライマックスを迎えましたね。そして、今までの『神のみ』の中でも一番きつい物語になっていてシーンごとに泣きそうになりましたよ。何て言うか、いびつな三角関係って今のマンガで言うと結構安直な感じが多いんですよね。
いや、これはマンガに限らず、ラノベでも『俺修羅』とか修羅場を楽しむはずが修羅場っていない。作品の中で修羅場っているだけで、心模様が繊細に描かれないので、主人公の目線でしか見えないんですよね。
その点、今回の三角関係って、ちひろ目線でも歩美目線でも見れて、最高でした。普通なら主人公の桂馬がドギマギして二人を近づけさせないで歩美攻略のために人間関係なんて気にせずに意中(女神候補)の人との関係を保ちたいと考えるだけに過ぎないんですよね。それを見てあたふたしている様子を楽しむみたいな。
それでは楽しみ方が一つしかない。それが楽しめなかったらそれで終わりです。だけど、ちひろが何を考えて桂馬を好きになったかという経緯があって、それが物語の最初から最後まで一貫して桂馬への愛情があったわけで、それでも選ばないという負けヒロインの美学を感じてしまうんですよね。
たまたま女神がちひろの中に入っていないだけで桂馬の事情を無視すると、ちひろが今まで送ってきた生活や目的や感情がなんとなく伝わってきて、前回で爆発して、桂馬がちひろのことが好きでないと断ってから、今回に渡って収束に向かわせようとしているんですよね。
いや、収束に向かわないといけないわけで。それでも、桂馬が好きで諦めない姿勢というのもいいですが、一度断られた女の子としては悔しいわけです。
第2期のときのちひろがイケメンに告白する流れも桂馬に意識してもらいたいという面もあったり、自分に自信が持てないという悲しみがつきまとって、それが雨がやんだように晴れやかな空になるというちひろの物語だった。
それが、ここにきて延長され、その晴れが豪雨となって彼女の心を襲っていると考えると桂馬としては罪悪感を抱いて憐憫の感情を見せてもおかしくないんですよね。
それこそ、裏切る三次元よりも裏切らない二次元美少女に心がずっと移っている桂馬の先入観を壊すような、ちひろの告白。
最初から好きだったということで裏切ることなく桂馬のことを好きで居続けたということに対して桂馬なりの答えを出して欲しいですが、桂馬のことだから二次元美少女を選ぶでしょう。
だけど心は揺れていると思うんですよね。だからこそ、その気持ちを心の奥底にしまって、今はかのんちゃん救出のために歩美攻略を頑張っているわけです。
その歩美はというと、最初の攻略はすごく簡単に落とせたんですよね。もうこれほど簡単に落ちる子はいないというぐらいに軽く。
そりゃ落とし神の桂馬の言葉の力に魅せられて惹かれていったのはさすがとしかいいようがないですが、攻略難易度はかなり低かったためにここにきて歩美が綺麗になっていったかわからないですが、周りの反応を見るに魅力の増大も相まって、キスをした桂馬に対してこちらも複雑な感情を抱いているんですよね。
かのんちゃんの件で嫉妬して、ちひろの件で桂馬との恋路を一度諦め、再度桂馬から歩美に対してアプローチをしかけている。歩美視点になればもうわけわからないですよねw。
三角関係でよく焦点になる友情を選ぶか恋愛を選ぶかなんですが、そこも上手く描けていてその心の葛藤が歩美の心情の整理がつかない部分だと思うんです。
だからこそ、桂馬に近づかないでもらいたくて、ちひろと相談して桂馬と恋人にさせる応援のための協力をすることでもう一度頭の整理が出来て、今度こそ桂馬から言い寄られてもちひろに向かわせるように決心が出来る。
そうなると、もう攻略不可のキャラになってしまう。そのために、桂馬は考えさせる時間を与えさせずに歩美のそばにいたがるんですよね。
そうしたら、歩美の方も最初にキスしたことを思い出して意識しちゃって、本当の私の気持ちは桂馬に向かっているのかもって歩美に思考の変化をもたらすという意味では素晴らしい桂馬の戦略だと思いました。
いつもなら攻略対象に蹴り倒されたなら、ほぼ聞き役のエルシィとまた策を練って間を置くけれど今回はそれがない理由がようやくわかりました。
そして、ちひろが邪魔をして歩美に考えさせる時間を与えてしまった桂馬の都合よく進まないルート分岐。ここではちひろが性格が良くて、それほど桂馬との恋愛は気にしないと言ってくれたことが大きかったですね。
友情と恋愛のどちらも取れる。そんな親友としての優しさと心遣い。歩美が気になっていることぐらいわかっているし、ふられたから歩美は歩美の選択で行動しても何も言わないというちひろが健気すぎて泣けた。
このシーンを桂馬に見せてあげたかった。これが三次元少女の心の機微ってやつでフィクションの二次元で作られたものよりも奇なりって感じです。
恋愛の醍醐味でもありそうな部分を桂馬は時々知らなかったり、目を背けたりするから、いつかこの攻略も全て解決した時に桂馬が二次元か三次元、三次元なら誰を選ぶのか気になってしょうがありません。
そして、そこからの急展開。歩美とちひろの修羅場展開がヴィンテージの邪魔が入らなければどうなっていたか気になる所ではありますが、女神捕獲までのヴィンテージの速さが最高でした。
歩美一人だけと思いきや、全女神が捕らえられている現実。今まで女神を出すまでヴィンテージはそれほど意識していなかった分、ここまで追い詰めていたと考えるとかなり恐ろしい組織というか、かのんちゃんの中に入っている女神の警告が過剰なものではないと感じました。
殺されつつあった自分とその住処のかのんともども二人の犠牲で済めばいいけれど、女神全員が殺されるというのを予期していたという程に女神の警戒ぶりとヴィンテージの恐ろしさが加わって、今までの女神攻略の話に緊迫感があったのだと感じられました。それ以上に警戒している女神を落とした桂馬の素晴らしさも再認識です。
そこから、ハクアが出てきてもうたまらないですね。もう涙が出てきて止まらないです。ハクアのお土産のあめ玉から桂馬の家に帰るまでの一連の流れだけでも涙腺崩壊ものだったのに、この展開とは。
今まで首席のプライドをエルシィと桂馬に折られて沈み込んでいて、いつの間にか桂馬と仲良くするうちにそのプライドと折り合いをつけながら自信を取り戻したハクアに、またも悲しい現実がつきつけられるというのはハクア好きのドSとしてはたまらない展開です。
ハクアの悔しがっている表情だけで生きる活力を生み出してくれます。ハクアの正しいことをやるために行動してそれが評価される当たり前の社会が当たり前でなかったという挫折が何度もあって、そこからめげずに成長していけるハクアがいて、それを支えるエルシィと桂馬がいる。
そして、今回は一人だけで何とかヴィンテージに対抗していく。秘密裏に駆け魂隊隊長のおかげで助けられたけれど、それは犯罪であることに許せないハクアの正義感に泣けてきます。
正しいことをやるためには、正しくないこと(犯罪)をやらなきゃいけないの?という矛盾に彼女の中で戦っていて、ヴィンテージとの戦いよりもハクアの心の内での戦いが今回一番の見ものだったかも知れません。
これにはかなり驚いた。ハクアが捕まって緊急事態だったけど、ヴィンテージに殺されずに安心するどころか、犯罪に手を染める自分が許せない、そして、そんなことを強いる社会が許せない。
この部分って今までの『神のみ』の雰囲気と違って異色な感じがしましたが、それが上手い具合にハクアとマッチングして『神のみ』なりの社会へのメッセージとして面白いものを見せてもらいました。
やっぱりハクアが一番好きかもしれない。歩美とかのんで揺れていたけれど、もうハクアを一生愛し続けると決めました(キモいw)。
それと、ハクアに新地獄の未来が託される瞬間に流れたBGMが最高すぎですよ。普通にハクアのキャラソンの『NAKED GENIUS』なんですが、『神のみ』のキャラソンを全て聴きましたが、かなり良かったのがこの曲なんですよね。
他は可愛かったりほんわかしていましたが、格好良く歌い上げているハクアの中の人の早見沙織の歌唱力と透き通る歌声によって大好きな曲の一つとして時々聴いていました。
それがここで流れたら、この曲を聴いたときに泣いてまうやないか。キャラソンの最高の使い方でした。ありがとうございます。
そして、照れ顔で目を背けながら「帰るの遅くなって、ごめんね……」がたまらないです。これだけ格好良く桂馬を救いヴィンテージを倒したなら、いつものハクアなら「首席の私にしか出来ないことをしたまでよ。握手ぐらいならしてあげてもいいわよ」とか言ってきそうです。
ですが、今までの心の葛藤と新悪魔として託された誇りと後ろめたい気持ちがあって、この言葉になったのだとしたら、ハクアに私はこの一言で落とされました。きっと、キスなんてさせてくれないだろうけどw。
そして、戦争が始ま……らないw。これでこそ『神のみ』っすよ。普通なら、もう女神たち含めて新悪魔ハクアと駆け魂隊で残っている新地獄と人間界との大戦争で大団円って感じが、歩美のキスに全てがかかっている。
いやー、マジでその発想はなかったわ。完璧に裏をかかれました。ディアナとハクアの活躍で女神たちが解放されてヴィンテージ撲滅。エルシィはかのんちゃんのままでいいや。そんな展開を予想していました。
リミットは24時間ない状態で今から告白しに行くと歩美に告げ、ちひろと一緒に歩美のもとへ。いやー、この構図好きですわ。
全く緊張感ないように見えるけど、恋愛の告白としては女神や新地獄や全世界がその告白にかかっているなんて、歩美目線でいえばなんのことやらって感じです。ちひろも嫌なら逃げればいいのに、と思いつつやっぱり気になるんですよね。
歩美のことと桂馬のこと、親友と好きな人の二人のことなら行かざるをえない。むしろ、桂馬が引っ張っていってくれるから助かっているのでは。
まあ、その告白からの歩美とのキスで女神が出てきたときに、ちひろがどんな顔するのか楽しみですがw。いや、自分の前で親友と自分の好きな人がキスしている場面なんて最高の修羅場じゃないですか。
もうちひろの精神的ダメージは計り知れないですよw。そんなことにはならないだろうけどね。それぐらいは桂馬にもわかっているだろう。全てが上手くいくように桂馬は計算していますからね。
ただ恋愛成就だけが目的じゃない。その無償の優しさがあるからこそ魅力的な主人公になっているんですよね。ちひろじゃなくても惚れていたわ。
もう展開が読めなくなっているのでちょっと最終回が楽しみで夜も眠れませんね(ハクアの泣きそうなシーンとEDを10回ほど巻き戻して見て興奮しているせいかとw)。それと今回歩美とちひろとハクアの拘束プレイがあって最高でした(ボソッ
ようやく歩美攻略でクライマックスを迎えましたね。そして、今までの『神のみ』の中でも一番きつい物語になっていてシーンごとに泣きそうになりましたよ。何て言うか、いびつな三角関係って今のマンガで言うと結構安直な感じが多いんですよね。
いや、これはマンガに限らず、ラノベでも『俺修羅』とか修羅場を楽しむはずが修羅場っていない。作品の中で修羅場っているだけで、心模様が繊細に描かれないので、主人公の目線でしか見えないんですよね。
負けヒロインの美学のちひろ
その点、今回の三角関係って、ちひろ目線でも歩美目線でも見れて、最高でした。普通なら主人公の桂馬がドギマギして二人を近づけさせないで歩美攻略のために人間関係なんて気にせずに意中(女神候補)の人との関係を保ちたいと考えるだけに過ぎないんですよね。それを見てあたふたしている様子を楽しむみたいな。
それでは楽しみ方が一つしかない。それが楽しめなかったらそれで終わりです。だけど、ちひろが何を考えて桂馬を好きになったかという経緯があって、それが物語の最初から最後まで一貫して桂馬への愛情があったわけで、それでも選ばないという負けヒロインの美学を感じてしまうんですよね。
たまたま女神がちひろの中に入っていないだけで桂馬の事情を無視すると、ちひろが今まで送ってきた生活や目的や感情がなんとなく伝わってきて、前回で爆発して、桂馬がちひろのことが好きでないと断ってから、今回に渡って収束に向かわせようとしているんですよね。
いや、収束に向かわないといけないわけで。それでも、桂馬が好きで諦めない姿勢というのもいいですが、一度断られた女の子としては悔しいわけです。
第2期のときのちひろがイケメンに告白する流れも桂馬に意識してもらいたいという面もあったり、自分に自信が持てないという悲しみがつきまとって、それが雨がやんだように晴れやかな空になるというちひろの物語だった。
それが、ここにきて延長され、その晴れが豪雨となって彼女の心を襲っていると考えると桂馬としては罪悪感を抱いて憐憫の感情を見せてもおかしくないんですよね。
それこそ、裏切る三次元よりも裏切らない二次元美少女に心がずっと移っている桂馬の先入観を壊すような、ちひろの告白。
最初から好きだったということで裏切ることなく桂馬のことを好きで居続けたということに対して桂馬なりの答えを出して欲しいですが、桂馬のことだから二次元美少女を選ぶでしょう。
だけど心は揺れていると思うんですよね。だからこそ、その気持ちを心の奥底にしまって、今はかのんちゃん救出のために歩美攻略を頑張っているわけです。
一番難所の歩美攻略。
その歩美はというと、最初の攻略はすごく簡単に落とせたんですよね。もうこれほど簡単に落ちる子はいないというぐらいに軽く。
そりゃ落とし神の桂馬の言葉の力に魅せられて惹かれていったのはさすがとしかいいようがないですが、攻略難易度はかなり低かったためにここにきて歩美が綺麗になっていったかわからないですが、周りの反応を見るに魅力の増大も相まって、キスをした桂馬に対してこちらも複雑な感情を抱いているんですよね。
かのんちゃんの件で嫉妬して、ちひろの件で桂馬との恋路を一度諦め、再度桂馬から歩美に対してアプローチをしかけている。歩美視点になればもうわけわからないですよねw。
三角関係でよく焦点になる友情を選ぶか恋愛を選ぶかなんですが、そこも上手く描けていてその心の葛藤が歩美の心情の整理がつかない部分だと思うんです。
だからこそ、桂馬に近づかないでもらいたくて、ちひろと相談して桂馬と恋人にさせる応援のための協力をすることでもう一度頭の整理が出来て、今度こそ桂馬から言い寄られてもちひろに向かわせるように決心が出来る。
そうなると、もう攻略不可のキャラになってしまう。そのために、桂馬は考えさせる時間を与えさせずに歩美のそばにいたがるんですよね。
そうしたら、歩美の方も最初にキスしたことを思い出して意識しちゃって、本当の私の気持ちは桂馬に向かっているのかもって歩美に思考の変化をもたらすという意味では素晴らしい桂馬の戦略だと思いました。
いつもなら攻略対象に蹴り倒されたなら、ほぼ聞き役のエルシィとまた策を練って間を置くけれど今回はそれがない理由がようやくわかりました。
そして、ちひろが邪魔をして歩美に考えさせる時間を与えてしまった桂馬の都合よく進まないルート分岐。ここではちひろが性格が良くて、それほど桂馬との恋愛は気にしないと言ってくれたことが大きかったですね。
友情と恋愛のどちらも取れる。そんな親友としての優しさと心遣い。歩美が気になっていることぐらいわかっているし、ふられたから歩美は歩美の選択で行動しても何も言わないというちひろが健気すぎて泣けた。
このシーンを桂馬に見せてあげたかった。これが三次元少女の心の機微ってやつでフィクションの二次元で作られたものよりも奇なりって感じです。
恋愛の醍醐味でもありそうな部分を桂馬は時々知らなかったり、目を背けたりするから、いつかこの攻略も全て解決した時に桂馬が二次元か三次元、三次元なら誰を選ぶのか気になってしょうがありません。
まさかのヴィンテージ
そして、そこからの急展開。歩美とちひろの修羅場展開がヴィンテージの邪魔が入らなければどうなっていたか気になる所ではありますが、女神捕獲までのヴィンテージの速さが最高でした。
歩美一人だけと思いきや、全女神が捕らえられている現実。今まで女神を出すまでヴィンテージはそれほど意識していなかった分、ここまで追い詰めていたと考えるとかなり恐ろしい組織というか、かのんちゃんの中に入っている女神の警告が過剰なものではないと感じました。
殺されつつあった自分とその住処のかのんともども二人の犠牲で済めばいいけれど、女神全員が殺されるというのを予期していたという程に女神の警戒ぶりとヴィンテージの恐ろしさが加わって、今までの女神攻略の話に緊迫感があったのだと感じられました。それ以上に警戒している女神を落とした桂馬の素晴らしさも再認識です。
ハクアが可愛すぎて生きるのが辛い
そこから、ハクアが出てきてもうたまらないですね。もう涙が出てきて止まらないです。ハクアのお土産のあめ玉から桂馬の家に帰るまでの一連の流れだけでも涙腺崩壊ものだったのに、この展開とは。
今まで首席のプライドをエルシィと桂馬に折られて沈み込んでいて、いつの間にか桂馬と仲良くするうちにそのプライドと折り合いをつけながら自信を取り戻したハクアに、またも悲しい現実がつきつけられるというのはハクア好きのドSとしてはたまらない展開です。
ハクアの悔しがっている表情だけで生きる活力を生み出してくれます。ハクアの正しいことをやるために行動してそれが評価される当たり前の社会が当たり前でなかったという挫折が何度もあって、そこからめげずに成長していけるハクアがいて、それを支えるエルシィと桂馬がいる。
そして、今回は一人だけで何とかヴィンテージに対抗していく。秘密裏に駆け魂隊隊長のおかげで助けられたけれど、それは犯罪であることに許せないハクアの正義感に泣けてきます。
正しいことをやるためには、正しくないこと(犯罪)をやらなきゃいけないの?という矛盾に彼女の中で戦っていて、ヴィンテージとの戦いよりもハクアの心の内での戦いが今回一番の見ものだったかも知れません。
これにはかなり驚いた。ハクアが捕まって緊急事態だったけど、ヴィンテージに殺されずに安心するどころか、犯罪に手を染める自分が許せない、そして、そんなことを強いる社会が許せない。
この部分って今までの『神のみ』の雰囲気と違って異色な感じがしましたが、それが上手い具合にハクアとマッチングして『神のみ』なりの社会へのメッセージとして面白いものを見せてもらいました。
やっぱりハクアが一番好きかもしれない。歩美とかのんで揺れていたけれど、もうハクアを一生愛し続けると決めました(キモいw)。
それと、ハクアに新地獄の未来が託される瞬間に流れたBGMが最高すぎですよ。普通にハクアのキャラソンの『NAKED GENIUS』なんですが、『神のみ』のキャラソンを全て聴きましたが、かなり良かったのがこの曲なんですよね。
他は可愛かったりほんわかしていましたが、格好良く歌い上げているハクアの中の人の早見沙織の歌唱力と透き通る歌声によって大好きな曲の一つとして時々聴いていました。
それがここで流れたら、この曲を聴いたときに泣いてまうやないか。キャラソンの最高の使い方でした。ありがとうございます。
そして、照れ顔で目を背けながら「帰るの遅くなって、ごめんね……」がたまらないです。これだけ格好良く桂馬を救いヴィンテージを倒したなら、いつものハクアなら「首席の私にしか出来ないことをしたまでよ。握手ぐらいならしてあげてもいいわよ」とか言ってきそうです。
ですが、今までの心の葛藤と新悪魔として託された誇りと後ろめたい気持ちがあって、この言葉になったのだとしたら、ハクアに私はこの一言で落とされました。きっと、キスなんてさせてくれないだろうけどw。
世界の命運がかかっている恋愛告白
そして、戦争が始ま……らないw。これでこそ『神のみ』っすよ。普通なら、もう女神たち含めて新悪魔ハクアと駆け魂隊で残っている新地獄と人間界との大戦争で大団円って感じが、歩美のキスに全てがかかっている。
いやー、マジでその発想はなかったわ。完璧に裏をかかれました。ディアナとハクアの活躍で女神たちが解放されてヴィンテージ撲滅。エルシィはかのんちゃんのままでいいや。そんな展開を予想していました。
リミットは24時間ない状態で今から告白しに行くと歩美に告げ、ちひろと一緒に歩美のもとへ。いやー、この構図好きですわ。
全く緊張感ないように見えるけど、恋愛の告白としては女神や新地獄や全世界がその告白にかかっているなんて、歩美目線でいえばなんのことやらって感じです。ちひろも嫌なら逃げればいいのに、と思いつつやっぱり気になるんですよね。
歩美のことと桂馬のこと、親友と好きな人の二人のことなら行かざるをえない。むしろ、桂馬が引っ張っていってくれるから助かっているのでは。
まあ、その告白からの歩美とのキスで女神が出てきたときに、ちひろがどんな顔するのか楽しみですがw。いや、自分の前で親友と自分の好きな人がキスしている場面なんて最高の修羅場じゃないですか。
もうちひろの精神的ダメージは計り知れないですよw。そんなことにはならないだろうけどね。それぐらいは桂馬にもわかっているだろう。全てが上手くいくように桂馬は計算していますからね。
ただ恋愛成就だけが目的じゃない。その無償の優しさがあるからこそ魅力的な主人公になっているんですよね。ちひろじゃなくても惚れていたわ。
もう展開が読めなくなっているのでちょっと最終回が楽しみで夜も眠れませんね(ハクアの泣きそうなシーンとEDを10回ほど巻き戻して見て興奮しているせいかとw)。それと今回歩美とちひろとハクアの拘束プレイがあって最高でした(ボソッ